高山市/下呂市(岐阜) 川上岳(1625.5m) 2021年5月23日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 3:25 登山口−−3:28 橋−−5:27 1617m峰−−5:36 川上岳−−5:146 1617m峰−−6:53 橋−−6:57 登山口

場所岐阜県高山市/下呂市
年月日2021年5月23日 日帰り
天候
山行種類一般登山
交通手段マイカー
駐車場登山口に駐車場あり
登山道の有無あり
籔の有無無し
危険個所の有無無し
山頂の展望立木皆無なので展望良好と思われるがガスって展望皆無
GPSトラックログ
(GPX形式)
ここをクリックしてダウンロード
コメント日本300名山の一つ。下呂市側の山之口川沿いの林道と大足谷合流点付近にある登山口から往復。林道はダートだが治山工事で使われていて普通車でも問題ない。最初は登山道は頼りない濃さだが笹が登場する上部はしっかりと刈り払いされ整備が行き届いている。山頂部は立木皆無で展望が良さそうだがガスで何も見えず




<
登山口の駐車場 登山口
大足谷にかかる橋。烏帽子岳のように橋が無いかと心配した 標高1370m付近
標高1420m付近。やっと尾根に乗る 1430m肩。樹林が開け展望あり
標高1460m付近から尾根を巻き始める 最初の沢
最初の沢と並んで2つ目の沢 3つ目の沢
3つ目の沢と接近して4つ目の沢 標高1490m付近の倒木
1617m峰の分岐 高山j方面の道は笹が被っていた
川上岳山頂まで緩やかな尾根が続く 川上岳山頂。ガスで展望無し
久しぶりの一等三角点 1617m峰付近で見かけた花。種類は不明
標高1460m付近から見た位山 標高1060m付近。植林帯
大足谷の橋を見下ろす 登山口到着
登山口のすぐ先でゲートあり


・読み方は「かおれだけ」。萩原側の集落の名前が「かおれ」だからだろう。

・登山道は位山からと萩原側の山之口川沿いの林道からと、高山市のツメタ谷沿いの林道からの3方向らしいが、ネットの記録を見る限りでは近年では高山からの記録は見られず、おそらく林道が通行不能になっているのだろう。位山経由では距離があるし位山は既に登っているので、今回は山之口川沿いの林道にある登山口から登ることにした。ネットで調べて1週間前の記録があることが判明しており、林道は登山口まで通行可能らしい。

・上呂から山之口川沿いの県道を北上。この県道は位峠を越えて野々市まで通じているが、位峠は通行止めとの案内が出ていた。私はそこまで行かないので問題なし。山之口集落で県道を離れて山之口川沿いの林道へと入るが、入口には川上岳の案内標識があった。さすがに有名どころだけはあり、要所に案内が表れて助かった。集落を過ぎると路面はダートに変わるが、車両が頻繁に入っているようで安心して走行できる状態であった。林道を横断するような溝があちこちに掘ってあり、大雨で路面が沢になって抉れるのを防いでいる。

・やがて林道にゲートが登場すると右手に大きな駐車場が登場し登山口に到着。今度は烏帽子岳と違って藪は無いし渡渉もない(はずだ)。ゲートより奥で治山工事をやっているようで、この工事期間内は工事車両が頻繁に入るので、少なくとも路面状況は保証されるだろう。

・翌朝は日の出前に出発。今回は登山道があるので暗いうちに歩き始めても問題が無い。登山口は地形図と違って大足谷の左岸側にあり、どこかで右岸へ渡るのだろうが、まさか昨日の烏帽子岳のように橋が無い・・・なんてことはないだろうかと心配になったが、さすがに普通の登山道のある山であり、沢には丸太上面を削って平らにしたものを2本まとめた立派な橋がかかっていた。やはりこれが普通だよな。昨日の林道が異常なのであった。

・登山道が右岸へ移るとしばらくはトラバースする形で尾根上ではない斜面を上がっていく。最初は少し道が怪しかったが、その後は比較的明瞭になりライトだけでも安心して歩けた。まあ、北アルプスの主要な道よりもグレードは落ちるが仕方ないだろう。

・標高1420mで明瞭な尾根に乗る。地形図でも登山道が尾根に乗る地点だ。尾根に出ると傾斜が緩やかになり道幅も防火帯のように広くなる。登山道の手入れを手助けする意味で、今年生えたばかりの根曲竹のタケノコをできるだけ折りながら進んでいく。しかしあまりの数の多さで途中で諦めた。

・地形図通りに1568m峰は北を巻いて沢を横断。まだ金曜日の大雨の影響が残っているかもしれないが、ここには数本の沢が横断して水が得られる。烏帽子岳の時とは違ってここは最上流部なので水量は少なく跨ぎ越せる程度の沢であった。

・1617m峰では高山方面から上がってくる登山道が合流。案内標識がありちゃんと道があるのだが、両側の根曲竹がはみ出して道の上を覆っていて、明らかに近年は手入れがされていないことが分かる。これではネット上でも高山からの記録が無いはずだ。

・いつの間にかガスの中に入って視界が制限される。植生は根曲竹ばかりで立木は皆無で晴れていれば展望が良さそうであるが残念。しかしこの標高でなぜ立木皆無なのかは不明だ。それほどまでに冬の気象が厳しいのであろうか。

・なだらかな広い尾根を進むと川上岳山頂に到着。これまで同様の植生で立木皆無で根曲竹のみで展望良好だろうが、今はガスがかかって何も見えない。立派な登山道はさらに続くが、これは位山へと続いている。三角点を見るといつもよりサイズが大きく、久しぶりの一等三角点であった。

・帰りは往路を戻る。今日もすれ違った人は皆無だった。登山口に到着したら車が1台あったが、登山者ではなく釣りなのだろう。

 

都道府県別2000m未満山行記録リスト

 

日付順2000m未満山行記録リスト

 

ホームページトップ